和信化学工業の結露とカビ防止ペイントは、
かべ・天井などの結露を防ぎ、カビの原因を抑制する塗料です。
結露が発生しない環境下では、
水分の吸放湿により調湿効果を発揮します。
商品情報
工場・倉庫・住宅など結露が気になる施設全般の屋内天井および壁の結露とカビ防止仕上げに最適です。
- 荷姿 4kg/15kg
- 全3カラー
こんなお悩みありませんか?
夏場にエアコンの吹き出し口が
結露して水が垂れてくる
冬場に窓枠が結露していて、
拭き作業が手間
工場や倉庫の湿度が高く、
カビが発生している
結露とカビ防止ペイントは、結露やカビによるお悩みを解決してくれる機能性塗料です。
使用例
倉庫内壁面
工場内壁面
特徴
-
吸水
水分をすばやく吸収・拡散・乾燥。
高い吸水性で結露による水濡れを防ぎます。 -
防カビ
防カビ・抗菌剤を配合しており、
塗装面のカビ・菌の発生を抑えます。 -
調湿
塗装面が水分を吸放湿し、
調湿効果を発揮します。
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消臭性
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高耐久性
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フラット/スクラブ
仕上げ -
臭わない
カラーサンプル(全3色)
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ホワイト(日塗工色見本:N-93相当) -
グレー(日塗工色見本:N-70相当) -
ダークグレー(日塗工色見本:N-50相当)
仕上がり
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ローラー仕上げ -
刷毛仕上げ -
スプレー仕上げ
適合各種素材・パネル
結露とカビ防止ペイントは各種素材にもお使いいただけます。
ケイカル板石膏ボード鋼板※1、鉄骨、金属※2モルタル
塩ビクロス木材コンクリート
スレート
- ※1 素地調整後、必要に応じて下塗塗料(シーラー)を塗装してください。
- ※2 鋼板や金属に塗装する場合は、必ず錆止め塗料を下塗りしてください。
塗装工程
検証結果
速乾性に優れ、調湿効果を発揮
<グラフ1の結果>
結露とカビ防止ペイントのほうは重量が減っていることから、速乾性に優れていることがわかります。
プラスチック板に塗装状態と無塗装状態を作り、2mlの水を滴下し、重量を測定
<グラフ2の結果>
結露とカビ防止ペイントのほうは湿度の上がり方がゆるやかなことから、調湿効果も確認できました。
塗装板と無塗装板をそれぞれ箱に入れ、水の入ったペットボトル蓋を設置して湿度を計測
防カビや抗菌効果を発揮
試験した5種類の菌(クロカビ・クロコウジカビ・アオカビ・黒色酵母・緑カビ)に対して優れた防カビ効果を発揮し、美観の長持ちを実現します。
試験規格:「JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法」を参照。
内容:5菌種に対して4週間培養したときのカビに対する抵抗を試験。
消臭効果を発揮
結露とカビ防止ペイントは、トイレ、汗などのアンモニア臭や、生ごみなどの室内で発生する嫌なニオイの除去効果があります。
安全性について
国土交通省「改正建築基準法」に適合
シックハウス症候群の原因物質の1つとされるホルムアルデヒドの放散量に応じて、使用不可〜制限なしまで
4段階の等級に厳しく分類・使用制限されます。
結露とカビ防止ペイントは☆☆☆☆を取得しているので、
室内居室に於いて安心して制限なくご使用頂けます。
厚生労働省「室内空気感染に関わるガイドライン」に適合
室内空気汚染に係わるガイドラインで指定された、
13種類の有害化学物質を使用していません。
また鉛を使わないので東京都環境局の策定する子どもガイドラインにも
適合しています。
文部科学省「学校環境衛生基準」に適合
学校環境衛生基準で指定された、トルエン・キシレン等の6種類の有害化学物質を
使わないので、保育園・学校等の子どもが多く利用する施設や、
ヒトが長時間いる住宅の屋内居室に於いても安全安心です。
SDGsへの対応
水性塗料作業中に発生するストレスが少ない
カビ抑制居住者の健康悪化を防ぐ
調湿エネルギーに頼らない快適な空間づくり
水性で環境負荷が低い限りある資源の有効活用
よくあるご質問
- どこに塗れますか?
- 屋内のかべや天井に塗装できます。ケイカル板や塩ビクロス、木材、金属など多様な素材に適合しています。詳細は本ページの「適合各種素材・パネル」をご確認ください。また、結露が発生しやすいエアコンの吹き出し口や窓のサッシにも塗装可能です。
- 塗れない場所はありますか?
- 以下の場所には塗装できません。
・常に結露が発生している場所※
・常に湿度が高い場所(24時間稼働の浴室や温水プールなど)※
※乾燥する状態があることで、吸収した水分が放出されるため、常に湿気や水分がある場所には向きません。また、吸水量には限界があるため、限界を超えると結露防止効果が発揮できません。
- どのくらいの面積に塗れますか?
- 15kg缶で15~20㎡、4kg缶で4~5㎡塗装可能です。
- おすすめの下塗塗料(シーラー)は何ですか?
- 結露とカビ防止ペイントは、塗る素材によって下塗材(シーラー)の塗装を推奨しております。
【推奨下塗材】※具体的な商品名はお気軽にお問い合わせください。
●鉄(金属)、錆下地用…弱溶剤2液エポキシ系防錆塗料
●ヤニ、アク、各種シミ等の汚染下地用…アク・ヤニ・シミ止めシーラー
●コンクリート、モルタル、スレート、石膏ボード、ケイカル板等…水性カチオン系シーラー
●凹凸、クラック下地用…パテやフィラー
- 何で塗れますか?
- ローラー、刷毛、スプレーで塗装できます。塗装場所や仕上がりの違いでお選びください。ローラーの場合、中長毛ローラーがおすすめです。推奨ローラーについてはお気軽にお問い合わせください。
- どのくらい塗ればいいですか?(塗布量)
- 標準塗布量は750g~1,000g/㎡です。塗布量が少ないと十分な効果が発揮されないため、標準塗布量を2~3回に分けて塗装してください。タレやムラの原因にもなりますので、1回塗りでの仕上げはお控えください。
- 塗料は薄めていいですか?
- 基本は、原液でそのまま塗装してください。ただし、スプレー塗装の場合は0~5%程度、水で希釈して塗装してください。極端な希釈は塗料の効果を損なうだけでなく、タレにつながりますのでご注意ください。